平松さんに初めてお目にかかったのは、開業医仲間の勉強会でした。
その日は特別講師として「広告に頼らないマーケティング」についてお話をして頂いたのですが、これを平松さんは「非広告」と呼ばれており、後の非広告塾のスタートとなったと記憶しております。
非広告塾では最初に、医療機関の広報戦略としてホームページを筆頭に各種SNSや駅などの看板、タウン誌などがありますが、そのほとんどが患者さん目線でのメッセージ(Youメッセージ)ではなく医療機関の自己満足な主張(Meメッセージ)になっている事が問題で患者さんの心に響いていないということを教えて頂きました。
我々が自分の経歴や自院の立派な設備を頑張って宣伝しても、患者さん目線でメッセージを届けなければ患者さんの受診行動にはつながらず、この問題の改善なくしては広告としての費用対効果が十分に上がらない、つまり我々は無駄な出費をし続けてしまうということなってしまいます。
非広告塾ではこういった問題を解決するための、患者さん目線の、患者さんの心に響く文章の書き方を最初にいくつも教わりました。
良質な文章が書けても、それを効率的に届けなければ宝の持ち腐れですが、非広告塾では最小限の投資で最大のリーチを得るためのインターネットを駆使した様々な技術を教わり身につけることができます。これからの厳しい医療機関の競争に打ち勝っていくためには院長自身がこういった技術を身につけ、業者に丸投げするのではなく、できることは自分でもやるということが、今後のクリニック経営には必須であると実感しています。
昨今こういった情報やセミナーは巷にあふれていますし、非広告塾の何が特別なのかと問われたならば、何の迷いもなく「平松さんが凄い!」が答えになります。
とにかく情報が早くて新しい。Googleアルゴリズムの最新アップデート、有名なYouTuberですらまだやっていない工夫、他業界の革新的な企業がやっているとり組み(個人的にはこれが毎回とても楽しみです)を教えてもらえます。
平松さんの誠実な人柄とプロ意識も本当に素晴らしく、毎回刺激になります。「何を教わるか」よりも「誰に教わるか」が大事である事を痛感します。
開業医という仕事はついマンネリ化しやすいところがあると思いますが、月に1回の非広告塾はそういった空気を一蹴し、新しいとり組みへのモチベーションを与えてくれる素晴らしい場であると思っており、何か行き詰まっている方、新しいことを始めたい方、現在の広報に満足できていない方、それ以外の方でも受講を強くお勧めいたします。
京都府 内科クリニック 開業医
